先日Soraの開発者がインタビューで、Soraの一般公開日はまだまだ先になるかもと発言し、落胆した人も多いのではないでしょうか。
しかし、OpenAIのCTOが「Soraを数ヶ月以内に一般公開する」と明言したことで、思ったよりも先ではないことが判明しました。
この記事では、そんなCTOの発言について紹介します。
OpenAIのCTOが「Soraの一般公開は年内は確実」と発言
2024年3月13日に公開されたThe Wall Street Journalのインタビューで、OpenAIのCTO「Mira Murati(ミラ・ムラティ)」がSoraの一般公開日について言及しました。
2024年3月8日に公開されたインタビューにSoraの開発者が出演した際には、一般公開は先になると発言し話題になりました。
しかし、今回のムラティ氏の発言により「まだ先」というのはそこまで遠い先ではないことがわかりました。
インタビュアーからSoraの料金について聞かれた際に、「最終的にはDALL-E3のような価格帯での提供を目指す」と発言し、それに対してインタビュアーから「最終的とはいつなのか」と質問されました。
それに対して、「年内には確実にそうしたいと答えました。」
一方で「数か月はかかる」と発言していることから、やはり年末あたりの説が濃厚のようです。
Soraの一般公開が遅れている理由はやはり大統領選挙の影響か
年末あたりの説が濃厚と記載しましたが、これはアメリカ大統領選挙への影響が関連しているのではと噂されていたためです。
しかし、今回のThe Wall Street Journalのインタビューで大統領選挙についても言及しており、「大統領選の前か後かを考慮しているか」という質問に対して、「世界的な選挙にどのような影響を与えるのか自信がないものは公表しない」と答えています。
また、現在レッドチーム(AIの安全性や倫理性を評価する専門チーム)が脆弱性や偏見、有害な問題を特定していると発言しています。
このことからも、選挙へ悪影響を及ぼす問題が解決できていないため、選挙が終わるまでは一般公開を控えているというニュアンスに読み取れます。
Soraの一般公開は11~12月あたりというのが濃厚でしょう。
まとめ:OpenAIのCTOが「Soraを数ヶ月以内に一般公開する」と明言
- OpenAIのCTOが年内には確実に一般公開したいと発言
- 大統領選挙が終わる11~12月の公開が濃厚
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